トライアスロンを始めてからマラソンに目覚めてしまったもりしまです。
今や、すっかり苦手種目となったバイクのトレーニングを兼ね鹿児島から名古屋まで旅をしてきました。
4月27日 飛行機で鹿児島空港 到着。
本日は空港から鹿児島市内までを自転車で走る予定ですが、天気は雨。
いきなり汚れちゃうな。初日から雨は気が滅入るな~。
空港の外にでて自転車を組み立てていると、目の前に大きなバスが空港にやってきた。
車体に「空港シャトルバス」と書いてある。
ひょっとしてこのバス、鹿児島市内に行くのかな? 自転車乗せられそうだな・・・。
運転手さんに伺ってみる。おおっ鹿児島弁だ。あたりまえか。
ありがたいことに自転車のせてもOKとの事。
楽して鹿児島市内に到着。雨も止んだようだ。
新幹線が開通したせいか、2年前に来たときよりも街は華やかで明るく感じる。東京が節電で暗いだけかな。
本日の晩御飯は六白黒豚しゃぶしゃぶ。地元のサツマイモで育てた豚らしい。
豚特有のにおいが無いので、ポン酢もゴマだれもつけずに食べれます。
日本全国いろんな豚を食べてきたけど、これは感動するほどうまいな。
こんなの食べちゃうと、もう普通の豚肉は食えなくなっちゃう。
鹿児島市内 泊 本日の走行距離:6km
4月28日
本日は晴れ。鹿児島から宮崎県に入り、山を越えて熊本市内を目指します。
100km超えるサイクリングは何ヶ月ぶりだろう。
ほどなくして宮崎県に。
宮崎では口蹄疫対策で道路に石灰を撒いている畜産農家を多数見受けました。
収束したとはいえ農家の方々は気が抜けませんね。
山の中腹になにかが見えてきました。
熊本の県境にあるループ橋です。あんなに高度を上げて山を越えるのですね。
登りは苦手なので勘弁して欲しいです。
勾配が緩いのが救いかな。
人吉に到着。がんばったご褒美にうなぎをいただきます。
表面はかなり火が入っていてカリッとしていますが、中はふんわり柔らか。炭で焼いてますね。
このお店ではうなぎのたれを好きなだけかけられるシステム。
球磨川沿いを自転車で下り八代へ。
走行距離が100km越えたあたりから、情けないことに手やお尻がしびれてきた。
もう自転車筋力は初心者並みなのか・・・。また鍛えなおさねば。
熊本到着。
「城見櫓」さんで馬刺し、一文字のぐるぐるといった郷土料理以外に、
天草大王という鶏の陶板焼きをいただきました。
入念にマッサージして就寝。
熊本市内 泊 本日の走行距離:167km
4月29日 本日も絶好の自転車日和。
前日の疲れか、体はやや重い。でも痛いところは無い。
体をいたわって走らないと故障しそうだ。
阿蘇では農家れすとらん田子山さんで「あか牛」の焼肉定食をいただきます。
滅多に来れる所ではありませんし、食費をけちってしまうと旅の楽しみがなくなります。
阿蘇山を通過して豊後竹田方面に抜ける予定をしていたが、天気が最高なので景色の良い「やまなみ街道」を走るルートに変更。
今回は完全に夏服仕様なので、日があるうちに峠を超えないと山越えで凍えてしまう。
でも、一昨年も走っていて知らない道ではないし、なんとかなるでしょう。
昔来た時は草が茂って青々とした草原が広がっている、というイメージなのですが、今年は草の生育が遅れている模様。
あっ、あか牛だ。乳牛用かな。
標高1330mの牧戸峠を越え、大分市内に向かって楽しいダウンヒル、のはずが、何かおかしい。
下りのカーブが怖い。ふらふらする。
自転車の動きが変、というか曲がり方が下手。どうやら自転車での下り方を忘れてしまったようだ。
筋力だけでなく技術も衰えているとは・・・。うーん悲しい。
なんとか真っ暗になる前に大分市内に到着。珍しい道路標識が。
道路の一番左が右折車線。道路の左を走っていたら右折させられてしまう。なんだこれ?
どうやら大型観光バス用の車線みたいです。初めて見たもりしまは、かなり焦りましたが。
晩ご飯は大分郷土料理店に。コース料理をお願いした。
関アジのお寿司、関サバの刺身、刺身をしょうゆ漬けにしてすりゴマを振った郷土料理「りゅうきゅう」。
おいしいけど、さすがに生魚3連発は辛いな・・・・。昔とくらべ胃腸が弱っているかも。
身体をいたわって消化にイイものたべようかな・・・。
大分市内 泊 本日の走行距離:116km
4月30日
本日は大分の佐賀関からフェリーで愛媛の三崎に渡ります。
国道九四フェリーは先端がガバッと開きます。なんかすごい。
これより1時間ちょっとの船旅です。
四国編へつづく。