あじゃです。
沖縄お疲れ様でした。
本当に良い大会でしたね。
駄文ですが、80kmレポート書きました。しかも長文です。
(来年のための自分への記録でもあります。)
5:00起床、ジャージ着替え、カズモリ君と食事に行った。
パスタ山盛り、食い過ぎた、、、つい貧乏性が。。。
朝は結構寒かった。ウィンブレを羽織った。
ホテル前でスタート地点行きバスに乗り込んだ。
お、やすさん、すでにいらっしゃった。6:30出発。
7:00頃スタート地点に到着。
自転車もない。スタートまであと3時間。どうやって時間をつぶすか。。。
と、思っていたら、腹痛。食い過ぎだ。結局スタートまでに3回トイレに行った。
どうなる事やら。。。
自転車が届き、軽くアップする。
心拍80%まで上げ、その後は、60%程度で20~30分ながす、、、つもりが
結局、センサー等の感度チェックだけで終了。
その後はスタートまで、まったり過ごした。
8:40頃道路が封鎖された。皆さん、アップに余念がない。
3度目のトイレに行った後、スタート地点に数人集まっているのが見えた。
やすさんに、そろそろ並びましょうと声をかける。
5列目くらいに並んだ。続々人が集まってくる。
先頭は地元のチームKIDS。彼らが最初先頭を引くのは毎年恒例らしい。
スタートは、10:05頃と聞いていたが、若干他のレースが遅れている模様。
80kmは他のレースのコース途中にあり、他のレースの進行状況に影響を受けやす
いようだ。
ふと見渡すと、地元チームKIDSを始め、東京のNシマ、Oベストなど、有名チーム
がぞろり。
この人たちに着いていけば、完走できるかな、などと考えながら、きょろきょろ
。
その後ジロの方とも話しながら、結構まったり。
突然ヘリが上空に現れた。大会の車が、「国際200kmの先頭来ます」というので
今か今かと待っていると、先頭逃げ集団10人くらいが来た。
速い。ここまで120km走っているようには思えん。
その後国際ジュニア130km、市民130kmが通り過ぎた。
市民130kmには、Inner Lowからも何にか出ている。
必死に集団を目で追った。
お!カズモリ君だ、速い。かなり良いところにいる。
Y久保さんも行った、頑張ってる。
あれ、今いましたよね、Inner Lowジャージ(後でポール君と知る)。
K間さん右手を上げ皆に挨拶?!目立ってました。
時計を見る、10:00だ、もうそろそろだ。
自転車をまたぎ、前を見る。と、いきなりスタートの合図。
あれあれ!?まだ両方ともクリートはめてませんがな。
あっという間に出遅れました。たちまち集団中盤くらい?に。
すごい人混み、いや自転車混みだ。でもすごく楽だ。
ちらっと、メーターを見る。50km/hオーバーだった。60km/h近い。
心拍は最大心拍の90%であった。
こりゃ、もつかな?少々(かなり)不安だったが、行くしかない。
スタート地点まで行くバスの中から見ていたが、
道路中央車線にはキャッツアイがある。
また、某Blogで海側よりも山側の方が風の影響を受けにくい
というので、中央車線のやや左側を走行した。
ちょっと自転車の間があると、後ろから来た選手が
するすると入ってくる。なので、自転車の間を開けないように、
そして、遅れ気味の選手をパスして、少しずつ前方に移動した。
しかし時々ブレーキがかかる、怖い。
声が上がる、「ブレーキ!!」。
トンネル内で、右斜め前の選手が例のキャッツアイの凹凸に乗り上げて
ふらつく。「あぶねぇ!」と思わず声を上げた。
トンネルを過ぎ、またまたブレーキがかかる。かなり急激。
と、後ろの方で、ガシャ~~ンという音。振り返る、落車だ。
転がってる選手がいる、、、こわ~~い。
いろんな選手から「声を出しましょう!」と声がかかる。
機材車がクラクションを鳴らしながら、強引に左側から抜いていく。
選手が右側による。機材車が通り過ぎると左車線が空いてる。
それを利用して、集団前方へ移動。
50km/h程度で平地を巡航、いよいよ普久川ダムの登りだ。
先頭が左に折れる。一斉に声がかかる。「ひだり~~」。
最初は緩い坂だ、と聞いていたが、確かに。
でもそれほど緩い坂じゃないかな?一斉に集団がばらける。
淡々と登りに入る。スピードは確認していない。
とにかく皆に遅れないように登る。
ふと気づくと、あまり、というか、ほとんど抜かれない。
というか登りで抜く方が多い。平地で単独は避けたい。
とにかく抜かれないように、前の選手から離れないように、
ダンシングとシッティングを交互に繰り返しながら、淡々と登った。
市民200kmの先頭が抜いていった。すでに120km以上走っているのに
この速さで登っていくとは!あっという間に見えなくなりました。
ちょっと下りが続き、また登りが始まる。
このとき心拍が上がりすぎてしまい、ちょっと遅れた。
でもここで遅れたらまずい、と思い、なんとか食らいついた。
このころから、東京のNシマの選手とずっと一緒になる。
補給所でスポーツドリンクを受け取り、半分飲んで捨てる。
ボトル、もったいないな。とまたもや貧乏根性。
下りに入った。道は走りやすい。
下り得意(当社比)の私としては、ここでがんばらなにゃいけないのだけれど、
下りで足を使ってしまっては、意味がない。
ここは、トルクはかからない程度に足を回して、足を冷やさないようにした。
それでもちらっとメーター見たら、70kmオーバーだった。
でも道には砂利もなく、走りやすい。
そこそこ攻めていると、抜かれた!でも、まぁいいや。
とりあえずその選手と一緒に平地を走れるよう
スピードを調整しつつ下る。
平地に入ると、すぐに10人くらいの集団ができた。
この集団が後々源河の登りまで一緒になる。
メンバーはアメリカの方、大学生、Nシマ、その他様々なチーム、10人くらい。
安波の登に入った。登り返しが厳しい。
でも、一生懸命集団に着いていく。
声をかけられた。ポール君だ。「頑張ろう!」と声をかけた。
やっぱり130kmは厳しい。
この後、登り下りを繰り返しながら、集団になんとか着いていった。
平良に着く頃には集団は大きくなっており、30人?くらいだった。
メンバーは80km、130km、200km様々だ。集団は淡々と進む。
両足膨ら脛の外側(何筋?)がつりそうな予感。。
フロントインナーに落とし、ケイデンスをあげ、足の負担を
軽くした。その後ギアをこまめに変え、脚を温存した。
平良にさしかかったようだ。スプリントポイントの横断幕があった。
声援で「行け~~」と声が上がったので、
「えっ?スプリントポイント貰えるのかな?」と思い、思わず先頭に。
しかし、ちらっと看板が見えた。
80km先頭通過時間「11:25」(だったかな?)と書いてあり、
何だ、すでに先に行ってるのね(当たり前か!)
そういえば、普久川ダムの登りで前の方に集団がいたな。
すでにあの登りでレースは決まっていたのね。。。
そして、集団の先頭に(そりゃそうだ、前出ちゃったんだから)。
結構向かい風が強い。たれたので、先頭を交代してもらう。
ローテーションが始まり、数人で先頭交代。
決まった人しかローテーションしないし、したくない人も
いるようで、何となくぎくしゃく。
先頭交代メンバーの一人が、
「後ろの人にも引いてもらいましょう!」
というので、引いていたメンバーで、わざと下がって
引かない人を前に出し、先頭を変わってもらった。
集団のペースはますます上がり、ついに噂に聞いていた
源河への登りへ。
もうここは淡々と登るしかありません。
スピードも12,13km/hあたりを行ったり来たり。
完全にちぎれました。
でもみんなへたっており、抜かれることもなければ
抜くこともない。Nシマは一人前に、一人後ろにいた。
Nシマの応援団の方も、見ず知らずの私を応援してくれた。
地元の人と良い、声援が本当に力になった。
途中下りにさしかかると救いの神あり。
大学生チーム3人組が上がってきた。
私を登り返しで抜いていった。
この3人に着いていく。が、そのうち
一人一人と脱落。残った一人とランデブー?。
もうちょっと、もうちょっと。
海が見えた。もう下りだけだよな、と安堵感一杯。
時計を見ると12:00くらいだったかな?
下りきると大きな通りがあり、そこを横切って左折。
おお、ここが噂の源河か。やった、完走は確実か。
一緒にいた大学生が
「もう脚切りないですよね?」と聞いてきた。
もうないと返事したら「やったー!!初めてです、完走するの」
と、うれしそう。「おめでとう!」。前に集団がいる。
「追いつこう!」と声をかけ、私が引いた。
程なく集団に追いつき、ほっと一安心。
大学生「ありがとうございます!」。
今時、こんな良い子がいるなんて!(爺くさい)
集団は、完走の安心感からか、まったりと進む。。
37~8km/h。20人くらい?。
良い大会だな、とつくづく思った。
ボランティアの方々、沿道の声援、運営。公道をレースで走れる幸せ。
そして、このような大会に気持ちよく送り出してくれた
妻への感謝の気持ち一杯で、思わず涙しちゃった。
実は、レース中にうれしさのあまり涙しちゃったのは3回目。
と、浸るのはまだまだ早かった。前方に集団。2,30人くらい?。
なんとな~~く、集団が活性化します。
ペースが上がり、みるみる前の集団に追いつきます。
あと、前の集団まで100mくらい。ってとこで、前に出ました。
ペースが上がったので集団が縦長になっています。
その左側から抜きます。ツルツルっとな。そしてドッキング。
後ろを見ると、集団がちぎれておりました。
危ない、中切れして遅れてしまうとこだった。
新たな集団のメンバーは、市民200kmが中心。
集団が活性化していきます。ペースアップアップ。
そして名護の手前の登りで、私遅れました。
集団の前の方にいた私を、皆様ガンガン抜いていきます。
私はついにアップアップ。
が、登り切ると、集団が前に見えます。
またまた、必死で追いかけます。無理かな。。
って思ったところで、またまた、救世主3名様。
ドラフティングして、先頭交代して、何とか集団復帰。
そして、懲りずに集団の前方へ。
そろそろ、ゴールか?ってところで、80kmの一人がアタック!!
集団反応!私は右から回り込み、前方へ。5番手くらい。
早くゴールにならんか!!苦しい、疲れた。。。併走している200kmの人も
同じペースで並んで一歩も引かない、でもどちらも疲れている。。。
時速は50km/hくらい。
ゴールはまだか??ん?道路横に500mの文字。
ほへ~~、とあきらめかけたその時、後ろから抜いていく人数人。
こうなりゃ、コバンザメじゃ~~、と後ろに張り付き、そしてゴール。
結果40位なかば/271人、じゃった。JCRCすら出たことない私にとっては
まぁまぁか。
来年80kmか130kmかはまだ未定。
反省点。
・80kmでは普久川ダムの登りで遅れたらレースは終わり。
先頭に食らいついていきたかった。
・終始、集団と一緒に動けたのは良かった。
・沖縄到着日、メンバーと会えて安堵のあまりに食い過ぎ。
当日朝も食い過ぎ。
・スタート直後の位置取り。クリートさっさとつけなければ。
・最初からもっと集団前方でいなければいけなかった。
・登り練習不足。
・補給受け取りはスポーツドリンクではなく、水でも良かったかも。
補給食・・・ゼロ(食い過ぎのあまり、腹減らなかった)
補給飲み物・・・ボトル3.5個分(2個用意、2個補給で受け取った)
以上、長々とありがとうございました。
来週は沖縄上空を越え台湾出張です。マイル貯めるぞ~~。
では。