26日、上信越道経由で松本着。いつもは大会コース付近で身体を慣らしているが、今年は練習走行禁止で野麦峠に向かう。峠1本こなし乗鞍スーパー林道経由で現地入り。足慣らしは15キロほどであったが思いのほか調子が良くついつい心拍をあげてしまう。その後受付し、明日の健闘を祈って乾杯!
昨日の練習途中にポラールが動かなくなってしまった、電池切れかと思ったがそうではないらしい。でも大会中はヶイデンスや心拍の数字にとらわれることなく走れるので逆にそのほうが良いかもということで7時36分出発合図。参加人数が多く、スタートライン通過は15秒後だった。
前半の緩斜面はまあ普通にこなし、コンクリの急斜面ぐらいから後半にかけて上げていく予定であった、が、だんだん疲れもたまってきて最初のペースを維持するのが精一杯、後半5キロはペースが落ちぎみ。よくいえばイーブンペースともいうらしい。
途中後ろからハアハアゼイゼイすごい息づかいの人が迫ってきた、だんだん近づいてくるのかわかるぐらいだからそうとうすごい。しばらく併走っぽくなったときに、あまりにもその息づかいが耳につくので『そんなに苦しいんなら無理しないほうがいいですよ』とおもわず心の中でつぶやいてしまった。(でもその息づかいに追い越された自分がちょと悲しい)
雪渓まで来るとカメラマン氏がいた、昨日のセレモニーで『近くに寄ってくれば撮りますよ』とインタビューに答えていたので、カメラ目線でピースサインを送ったり、インナーロージャージを指差して写してもらったり。オールスポーツ掲載が楽しみ!
最後の2キロぐらいは後ろから来た若手にかなり追い越された、が無事ゴール。
乗鞍頂上付近は雲の上、すんだ青空が広がっていた。今年もこれで夏の終わりか・・・。
ゴール付近では『場所が狭いので下山してくださーい』と係員が連呼、早々に下山し宿の温泉で汗を流しBで一息入れる。
さっぱりしたあと会場にリザルトを見に行く。そんなに悪くないと思っていたが昨年の自己記録は更新しており予想以上に良いタイムだった。80分切りまでも少しで手が届きそう、来年もう一回がんばってみよう。
大会が終わった乗鞍高原にはススキが風に吹かれてそよいでいた。