カズモリです。
今年で、3度目の挑戦となる『
ツール・ド・おきなわ』
今年から、山岳が2回になり、さらに過酷になった市民130Kmに参戦。
過去に2度、悔しい思いをしてきたので、
「なんとしてでも、ゴールしたい!」
と思い、沖縄にのりこみました。
昨年以上に、走り込んだし、減量もした、、直前のJCRCでも表彰台にあがった、、
我がドグマも事前にFITTEで、古くなったパーツを取替え、調整も万全、
体調もバッチリ、、前日も呑みすぎず、、レースの朝を迎えた、
いよいよ、待ちに待ったレースが始まる。
事前に、ちあきさんからのアドバイスで、足がつらないように「スポーツバルム」しっかりぬりこんで、アップをした(これが、後からバッチリ効いたのよね、ちあきさん ありがとさん。)
スタート地点は、前方でスタートしたい選手で、場所取りをしている。
「どうせ、ずうずうしく、前に紛れ込めばいいや(ゴメンなさい)」と、思い、最後に用をたそうとトイレに並んでいたら、「スタート5分前!!」のコール。
「えっ?」あと10分以上はあったはずなのに、、、どうも10分スタートが早くなったらしい。
並んでいたら、間に合わないと思い、建物の影で、用をたす(ゴメンなさい)、、
(ちなみに小のほうなので、悪しからず、、)
用意は万全、イメージもバッチリ、、
ちゃんと前のほうにも紛れ込み、いよいよスタート!!
「パーン!」
集団、前方に位置取りしていたので、トンネルの中などで、時々「オイ!オイ!」と注意を促す掛け声が上がるが、特にブレーキをかけることもなく、山岳の上り口まできた、、
いよいよ、山岳だが、作戦通り、無理はしすぎないよう心拍を90%以内(作戦その1)に抑える、、
先頭集団には、相当強い選手が居るとの事前情報もあったので、無理をする必要はない。
山岳を得意としていないので、無理しすぎず徐々に落っこちて予定通りに大集団の最後尾につけ、そこそこのペースで1回目の山岳(普久川ダム)を登りきった。
大集団から、多少ちぎれてはいたが、下りで追いつくだろうと思い、焦らず下る、、
「牧選手発見!」仲間を見つけると、嬉しいね、、声をかけて、しばらく一緒に走った、、
下りでも、足を使わないように(作戦その2)下っていると
大柄な外国人が、ガンガン踏んできた、
よし、コイツを使って集団に追いつこうと思い、
後ろについて、集団からちぎれている人たちに声をかけ拾いながら、5人くらいの小集団で、交代してグイグイとばす、、
予定通り、大集団に追いついて、しばらく楽ちん走行。
どうしても、気持ちを抑えられない、前に行きたがりの自分としては、たまには集団を引いてみたいな、、と思い、奥の登りで先頭につけた。
先日一緒にJCRCで表彰台にあがったブラームスの選手が居たので、声をかけ、先頭列車に入れてもらう。
順番に先頭交代をして、一番前を引いた、、
後を見ると、100名以上の大集団がくっついている
「気持ち~!!!!」
ワクワクしながら、心拍が上がっているのも忘れて、しばらく引いてしまいました。
(これが、後で足がつる原因になってしまったのよね~)
しっかり、集団前方で位置取りをし、2回目の山岳(普久川ダム)ポイント。
事前に購入していた、秘密兵器のユンケルをグィと呑み(作戦その3)ドーピング。
そのかいもあったのか?思ったより、集団のペースもあがらなかったので、
いっぱいいっぱいにならずに、登りきることができた。
後は、落車にまき込まれないように、前をキープして、下る。
直前の練習会での、深谷のちょい悪オヤジこと、K内さんのアドバイス通り、
下りでは、あごを引いて、外足をしっかり突っ張って、コーナリング。
順調順調
余裕をもって、集団について、時々先頭にも出ながら、進んでいたが、
高江の登りに差し掛かったところで、足がつる予感。
無理をし過ぎないように、集団中盤に下がって進んでいたが、
いよいよ、足がつってきた。
なんとか、もちこたえ、平良に向かい、下る。
ちょうど、平良の平地あたりで、200・80の先頭集団が追いついてきた。
しっかり、大集団にもついているし、これで機材トラブルが無い限りは、ゴールは心配ないなと思った。
最後の三段坂の登りで、完全に足がつった。
200・80の先頭集団がいたこともあって、ペースがあがり、
何とか付いていこうと思ったが、足の筋肉全てがつって、どうにもならなくなった。
一瞬「これで、終わってしまうかも・・・」と思ったが、
ふとY久保隊長の言っていた一言を思い出し、水を足に吹っかけた。
そしたら、スポーツバルムをぬっていたこともあり、スーッと足が冷え、
完全に復活!
最後の給水ポイントでも、しっかり水ボトルをもらい、マイペースで最後の坂を登りきる。
『海が見えた!!』、心の中で「ヨッシャー!」と叫び、源河に向かい最高の気分でダウンヒル!!
下りで、何人か拾いながら小集団を作って、国道に差し掛かった。
国道に差し掛かるところで、ボランティアのオジさんが、車を止めるために、赤旗を振っていたのだが、自分に振られていると思い「えっ?先頭から15分切れしちゃったの?」とマジで焦ったが、、、大丈夫。
僕らのために、交通規制をされた国道を小集団で先頭交代しながら、グングン進む。
「気持ちー!!」
小集団もいつのまにか、ペースが上がり、臨戦態勢。
500M、300M、150M、50M、、、ハンドルを投げ、ゴーーーーーール!!
タイムは、3:56:49と4時間を切る事もでき、
3度目の正直を果たした。
その後は、一年で一番美味いビールを飲み。
食って、呑んで、踊って、、、最高の一日だった。
来年は、もっと頑張って200に挑戦してみようか、、80・130で上位を狙ってもみたい。
ゆっくり、1年考えよ、、、