1日目
当初、秩父経由で十国峠を越えて長野県入りするつもりだったが、前日の天気予報で山沿いは危険と判断し、R20経由で山を避けるルートを選択。ならば、輪行せずに自宅から長野を目指そう。
朝7時に自宅を出発。久しぶりにTopeakのサドルバッグが満杯になった。笹子トンネル対策に前後にLEDランプをつけている。
GoogleMapで測った距離をもとに、簡易的なタイムテーブルを作っていったが、曲がりくねった実際の道では距離が余分にかかる(当然ですね)。笹子トンネル通過時点で12時半過ぎ。。走行距離は110km。
甲府では心配していた暑さはなく、次第に雲行きが怪しくなっていく。
韮崎の手前で、ついに雨が降り出す。コンビニにて時間をつぶすが、待てどもやまず。雨が弱くなったところを見計らって走り出すが、再び雨脚が強くなり、国道では車に水しぶきを浴びせられ、萎える。。やむなく韮崎から輪行を決意。野辺山まで輪行すれば、登りをskipできるし♪
電車に乗ると雨は止み、野辺山からは気持ちいい下りをかっとばして19時前佐久到着。
Dst. 186.8km, Av. 27.7km/h
2日目
今日は登り中心の山岳ルート。
まずは湯の丸高原・地蔵峠を越える。標高差約1100mを、100m 7分弱くらいのペースで淡々とこなす。天気は快晴で、南側の斜面はうだるような暑さだ。
峠を越えると、短い下り。キャベツ畑が広がる。
つまごいパノラマラインを通って草津の入口まで向かうつもりだったが、時間がなく、足にも負担がかかりそうなので国道のルートを選択。
草津湯元でお決まりのショット。
15時に草津を出発し、渋峠を目指す。荒涼とした景色がすばらしい。
この時間に志賀方面に向かう人はほとんどいないようで、国道ひとり占め状態。
16時に白根山火口入口到着。ここから渋峠までの登り返しがつらかった。。今にも雷雨がきそうな雲におびえながら、16時半渋峠到着!
長野県側に下ると晴れており、17時ころ京大ヒュッテ到着。
Dst. 108.5km, Av. 19.8km/h
3日目
あんまり天気が良いので、朝一の横手山を登る。
(これが後の行程をしんどくしたのですが。。。)
下って奥志賀林道経由、木島平を目指す。下りだけだから楽だと思っていたが、意外にアップダウンがあり、手こずる。カヤノ平に出るとそこからは完全な下り。比較的新しくできたらしい「清水平林道」は非常に快適だった。12kmの下りですれ違った車は1台だけ!ひたすら高速コーナリング。(チョイ熊さん、情報ありがとさんです!)
木島平に出ると、のどかな田舎風景が広がる。が、盆地になっているようで、干からびるような暑さ・・・。
我慢して走り、戸狩野沢温泉駅から、今回最後の峠、関田峠を目指す。
この峠は、なんと言ったらいいか、濃い緑に囲まれて、人もなし、車もなし、関東にはまずない、スケールの大きい峠だ。標高差は700mくらい。へろへろになりながら峠到着!
あとは下って国道18号を北に行くだけだ。
17時前、ついに日本海到達!!
結局予定より3時間も遅れてしまった・・・
18時の特急で越後湯沢に向かい、新幹線で帰路に。
Dst. 146.8km, Av. 23.9km/h
今回の旅では、余裕をもったルート設定をすることの大切さを思い知らされました。
しかし、1日目以外はどのルートも交通量が少なくて快適でした。東京糸魚川走った皆さんもこんなルートも試されてみてはいかがでしょうか?
3日間トータル Dst. 442.1km, Av. 24.1km/h
by paul